Prusa i3 MK3Sでプリントしてみた
公開したと思ったけどしてなくて1ヶ月くらい放置してた…
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3Dプリンタが完成したので、最近ちょくちょくプリントしています。
最初にプリントしたのはこれ。
付属のSDカードに入っていたデータから選びました。
プリントし終わってちょっと動かすとわずかにつながっていた部分が切れてスムーズに回転するようになります。精度すごい…。
Afiniaとの大きな違いはプレートが平らなのにある程度くっついてくれるのでラフトが不要になっていて、剥がす作業もいらないというところです。
地味に手間だったのでこの部分がなくなるのはとてもうれしい。
何の役にも立たない物体ですがしばらく無意味にまわしていました。
プリントの時の細かな振動による音が気になったので100均でこういう感じの防振ジェルを買ってきて敷いています。これにより家庭用プリンターくらいの作動音になりました。
次にプリントしたのは新型コロナ対策のDoor opener。
ドアノブにひっかけたりエレベータのボタンを押すなど直接触れたくないところで使います。
ちょっと前にニュースでこういうやつの販売をはじめましたというのを見て、これくらいだったら3Dプリンタで一瞬でつくれるなぁと。
Thingiverseで検索したらみんな考えることは同じようで(もしかしたら3Dプリントしたのを見た人が売り出したのかもしれませんが)けっこういろんな種類のDoor openerが公開されていました。
https://www.thingiverse.com/thing:4224156
↑作ったのはこれ
最初にDoor openerの形を見たときに「あの」機能つけれるじゃん…!と思って検索すると同士はいるものでドアノブひっかけるフックのところがビアオープナーにもなっているやつです。
これでコロナビールを飲みたい!
しかしいざプリントしてみると、なぜか失敗する。。
途中でプレートから剥がれてしまうので本体に表示されているプレート温度をみると全く加熱されていない状態でした。
どうやらPrusaの公式スライサーであるPrusa slicerの初期設定では1番目のレイヤーだけプレートを温めてそれ以降は温めない設定になっているようです(そんなことあるのか…)
Prusa slicerの「フィラメント設定>フィラメント>ベッド」の「他のレイヤー」のところを1番目のレイヤーと同じく60℃に設定したところ、うまくプリントされました。
最初にプリントしたギアのやつはGコードからプリントしたのでここら辺の設定がされていたようです。
そしてさっきプリントしたのがShopping Bag Handleです。
https://www.thingiverse.com/thing:597043
新型コロナの影響でたまーにしか外出しないですが、その時の買い物で1~2週間分の食料を調達して帰るとビニール袋が手に食い込んで痛い!という悩みを解決するためつくりました。
初めてのサポート材つきのプリントです。これもどうやら初期設定ではつかないようになっているので自分で何度以上のオーバーハングに対してサポート材をつけるかを設定します。
45度くらいまではサポート材をつけなくても大丈夫そうだったので今回は先端部分を支えるように設定しました。
サポート材も簡単・きれいにペリッと剥がれました。
全体的になめらかで触っていて気持ちいいです。
それにしてもThingiverse にはいろいろなものが公開されていて素晴らしいです。こういうのあったら便利だなーというものがすでに作られていたりします。
また、公開されてるやつを元にカスタマイズも出来ます。他の人がどういう工夫しているかを見るのも楽しいです。
次は自分で設計したものをプリントしてみたいと思います。