Original Prusa i3 MK3Sを買いました
新しく3Dプリンタを購入しました。
4月末に注文してちょうどゴールデンウィーク入る直前に届いたので、GW中に組み立ててました。
購入したのはこれです。
Original Prusa i3 MK3S 3Dプリンター (キット) [日本正規品]
最初オフィシャルのショップで注文してたけどCOVIDの影響でかなり発注が遅れるらしかったのと、ちょうどAmazonの在庫が復活したのでオフィシャルの注文をキャンセルしてAmazonから買いました。値段的には送料や関税を入れるとそこまで変わらないと思います。
いままでAfinia H479という機種を使っていたのですが、いくつか不満点が出てきていました。
- 個人用3Dプリンタ黎明期に買ったので自動高さ調節機能がついていない
- 後継機(H480)にはその機能がついていて別売の部品を使えば無理やり使えたがOSアップデートによりソフトが対応しなくなり、使えなくなった。
- もうちょっとだけ大きいものを作りたいことがある(afiniaは12x12cmくらい)
もちろん良かったところもあって(その前にちょっと使ってみたやつがめちゃくちゃ使いづらかったのもあるかもですが)
- いろんなMakerスペースで使われているくらいには精度がよい
- サポート材が剥がしやすい
- プレートにのりとか付けなくても剥がれたりしない
2度のMaker faire出展にも貢献してくれた愛着のあるプリンタだったのですが、自動高さ調節が使えなくなったのが大きく、オープンソースでメーカーの都合に影響を受けにくそうなPrusaを検討していました。
オープンソースなのでほぼ同じ設計の中華製の安いやつもいろんなところから出ていて少し迷いましたが、本家の性能を知らずに買うのは怖かったので無難にオリジナルを選択。
そしてGW。まぁ半日もやれば終わるだろうと思って組み立て始めたのですが、ぜんぜん終わらない。結局休み休みだったとはいえ3日くらいかかってやっと完成しました。
一部部品が3Dプリンタで作られているのですが結構設計がシビアだったりしてうまく入らないことが多かったです。
必要な工具には書かれていませんでしたが、こういう感じの細いやすりが必須かと!
PrusaのKitにはグミのハリボが入っていて組み立てる時に食べるようアドバイスされるというのが有名ですが、正直これがなかったらキツかった。。まさに命の恩人です。
組み立ては大変でしたが、3Dプリントされた部品の構造を見ると今後そういう部品を設計するときの参考になりそうな点も多く、興味がある方はKitでもいいかと。
次回、プリントについて書いてみます。