沖縄で海を見ながらプログラミングしてたい

主に趣味のmake関係の事など。

3Dプリンタ購入

MakerFaireに行ってテンションがあがり、勢いで3Dプリンタを購入しました。

買ったのはAfiniaのH479という機種。
(今気づいたんですが本家ではH480という新機種が出てます)

Afinia H-Series 3D Printer, 3D Printing and Rapid Prototyping


amazonの代理店経由(国内サポート、日本語マニュアル付き)で購入しました。

ちなみに「UP!Plus 2」という(OEM?)製品もあって性能、価格は同じです。
が、どうもこちらは「プレートの自動水平補正と高さ調整用機具」がついてくるみたいです。
同じという噂だったのにH479は付いてこなかった…。

(ソフトにメニューはあるので使えるはず)

とは言っても、造形精度は「とても良い」です。

友人に頼まれてPerfumeのデータを出力してみましたが、ネットにあがっている他の機種(Cubeやダ・ヴィンチ)の出力結果と比べてもダントツにいいです。

 

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左が仰向けに印刷したもの。右が足を下にして印刷したもの(サポート材除去済)。

足を下にするとハイヒールとか手の指が折れてしまったので、頭を下に印刷したものもありますが、それが一番良かったかも(写真撮り忘れてしまった)

 


スペックや付属品など詳しいことは他の人が書いているので、その他、現時点で気づいたことを書いておきます。

・ソフトは公式サイトから最新版をダウンロードすべし
セット一式にソフトの入ったCDが同梱されていたのですが、バージョンが古く、Macだとフリーズしまくって使い物になりませんでした。
公式からダウンロードできるので最新版をインストールしましょう。

・高さの確認はセンター経由で
自動調整できないので、自分で四隅と真ん中にノズルを持っていってそれぞれで高さが適切か見る必要があります。
このときに、プレートをクリップで留めた状態で右上→左上などに動かすと、ノズルがクリップに引っかかり、「ガガガガガ!!」と心臓にものすごく悪い音を立てて無理やり移動しようとします。
一回真ん中を経由することで引っかからずにノズルを移動させることが出来ます。
(N字型に移動させてもいいのですが、うっかりZ字に動かしそうなので必ずセンター経由にしています)

・デフォルト設定
出力時の設定で、サポート材をどういう条件でつけるかを選べるんですが、初期設定が水平面から10度以下で飛び出ている場合に付くようになっていました。
これだとかなり出っ張っている物体にもサポート材が付かないことになってしまうので、とりあえず50度に設定しています。

これでヨーダの耳失敗しましたが、Perfumeは良好です。

・まぁまぁ静か
Cube Xを使ったことがありますが、終始モータの「ピロリロリーピロリロリー」という音がしているのに比べて、モータの音が聞こえるのはz軸のモータが動くときだけです。
ファンの音が少しうるさく感じるかも知れないです。

・出力終わってもファン回りっぱなし
なぜか出力終了しても回りっぱなしでうるさいです。特に寝る前にセットした時。
ノズルが冷えたら止まってくれるとうれしいのですが…。

・サポート材の取りやすさ
やたら取りやすいです。複雑な部分はペンチ等を使う必要がありますがCubeとは雲泥の差です。月とスッポンです。
本体との接点のバリもあまり気になりません。

・少しこげる
造形に関する唯一の欠点。
出力されたフィラメントがたまに少し浮いてると、次にそこを通ったノズルと触れて、こげます。解決策は不明です。
こげる部分は全体の1%くらいでしょうか。上の写真ののっちは少しこげてます。

 

なんだかんだ書きましたが大満足です。

Cube Xを使った時は本当にストレス半端なかったです。それと比べると安心感があります。
定番のヨーダperfumeを出力したので、次は四角いものを出力してみたいと思います。